2013/4/5
彦根城は、関が原の合戦の後に、徳川四天王の一人 井伊直政の子 直継の時代に建てられたお城です。江戸時代初期に建てられたお城なので、篠山城、明石城などと並び、非常に堅固なお城になっています。すぐ、向かい側には、石田三成の居城 佐和山城が有った、佐和山も見えます。交通の要衝として、彦根周辺が重要視されていた事が実感出来ます。
彦根城は意外にも桜の名所100選には入っていません。確かに、名所100選に選ばれている豊公園と比べると、桜の数は控えめですが、城内に櫓や天守が保存され、内部も見学できるのが彦根城の魅力です。最悪、桜が見頃で無くても見どころが多く、半日以上は遊べるでしょう。
ちなみに、ひこにゃんの登場時間はお城の各所に掲示されています。時間を確認して回ると良いでしょう。
中堀。安土桃山~江戸初期のお城は堀の幅が広いですね。
内堀。石垣の上下のみ石垣とした腰巻・鉢巻石垣。中段は土塁です。城マニアの間では評価が別れるようですが、実戦的な判断から選択されたようにも見えます。
堀では屋形船も運航されていました。
駐車場は中堀と内堀の間に何箇所か設けられています。全体ではかなりの台数が停められますが、午後にはかなり混雑するでしょう。状況によって臨時の駐車場が増設されるようです。
彦根城と言えば、国宝の天守とならんで天秤櫓です。グルっと回って橋を渡らない限り、城内に入れません。内堀の内側は、ほとんどが有料のエリアとなっていますが、見ないのは勿体無いですね。彦根城は平山城なので、ちょっとアップダウンが有ります。
実は、左右非対称。窓の数が違います。
天秤櫓内部。壁の下2/3ほどが厚くなっていますが、この部分は防弾になっています。
天秤櫓から下を見ると、石垣の面を含めて丸見えです。ここから撃たれたら隠れる場所は少なそうですね。
国宝の天守閣は、大津城からの移築といわれ、江戸時代初期に作られたお城にしては控えめです。この日は30分待ちとの事でした。
西の丸 三重櫓
櫓の内部は、傾斜の急な階段が多く注意が必要です。アスレチック並やな…なんて声も聞かれました。靴は入り口で脱ぎますが、女性は動きやすい服装がお勧めでしょう。
白鳥には餌を与えないで下さいとの事。
玄宮園。広大な庭園です。
玄宮園から開国記念館周辺までは、無料でお花見を楽しめるエリアです。シートを広げてお花見を楽しむ人も大勢いました。
開国記念館に置かれた模型。現在は失われてしまっている城の構造を確認すると良いでしょう。
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