2011/4/5
氷室神社は、興福寺 東山を鎮守する闘鶏稲置大山主命(つげのいなぎおおやまぬしのみこと)を祭神とし、奈良公園の一角に有ります。奈良県庁の前を通りすぎて、東大寺の手前ですので、前を通ったことの有る方も多いのではないでしょうか?
闘鶏稲置大山主命は、氷を保存する技術を広めたとされ、氷を保存していた施設を氷室と呼んでいました。このため、闘鶏稲置大山主命は、製氷・冷蔵冷凍業の神様として祀られています。古代には、氷室に保存された氷の厚さで農作物の豊作凶作を占ったとも言われます。また、ヒートポンプや蓄熱技術の守護神でもあり、中々ハイテクな神様なようです。
氷室神社の枝垂れ桜は樹齢100年を数え、参道の脇から桜の花を降らせるように咲き誇っています。氷室神社の桜は奈良で一番に咲く桜としても知られ、神様が奈良に春を告げる花とも言われます。奈良県は、又兵衛桜や、仏隆寺の千年桜など、一本で十分に鑑賞に耐える一本桜が多く、それぞれ違った個性で我々を楽しませてくれますが、氷室神社の桜もそんな一本と言えるでしょう。
四脚門の前には氷が供えられていました。
拝殿の脇には謎の砲弾が置かれていました。
桜の名所一覧 春の花 名所一覧 3月の花一覧 4月の花一覧 5月の花一覧 花の名所 トップページ トップページへ
ホーム > ドライブトップ > お花見 > 氷室神社の枝垂れ桜
デジカメ 動画編集 花の名所・観光スポット 旅行情報 HANGAR7
当サイトはリンクフリーです。