2009/4/5
笠置は、京都市内からやや離れた、木津川沿いに有る観光スポット。このため、桜の名所100選にも選ばれているにも関わらず、お花見の名所としては、やや知名度が低いように思われます。このため、ごった返す市内の観光スポットと比べると人も少なく、比較的ゆっくりとお花見を楽しめます。
笠置大橋を渡った、木津川の河原にキャンプ場が有り、多数の桜が植えられています。お花見は、この木津川の河原と土手を中心とするエリアとなります。キャンプ場非常に広く、京都の桜・お花見の名所としては、駐車スペースに困らない観光スポットと言えるでしょう。
キャンプ場なので、もちろん、バーベキューなどのアウトドア料理も楽しめ、ファミリー向けにもお勧めです。京都のお花見と言えば、寺院を中心とした観光スポットが多く、こういったスタイルで楽しめる場所は少数派。肩肘はらずに楽しむお花見も良いものです。京都、奈良方面からの場合、国道24号線から分岐した163号線を通る事になりますが、コンビニが何軒か有りますので、お弁当を買ってピクニックも悪くないかもしれません。もちろん、気合を入れて、花見弁当を作って訪れるのも有りです。ピクニックシートを広げる場所に困る事は無いでしょう。また、夜間にはライトアップも楽しめます。
一方、笠置山は古来より修行の場として信仰されてきました。信仰の場として栄えたこともあり、山中には、石に刻まれた磨崖仏が点在します。胎内くぐりなど巨石を生かした行場も残り、麓とは全く違った雰囲気を楽しめるでしょう。また、後醍醐天皇が、鎌倉幕府を倒すために挙兵した場所としても有名で、山中には、戦いにちなむ地名も残りますが、遺構などは、残っていません。
笠置寺下まで車で登ることも出来ますが、時間が許すのであれば、是非麓から登っていただきたい。笠置山は修行場でもあり、そこそこ険しく足元の準備をした上での登山が無難。
JR関西本線 笠置駅 下車すぐの場所にあり、山間にある割には交通の便が良いのも特徴です。キャンプ場の入園料 一人300円。笠置寺 拝観料は300円となっています。
駅前には、戦いの様子が再現されている。1331年倒幕計画が発覚した後醍醐天皇は急遽挙兵。8~9月にかけて戦いは続き、朝廷側は奮戦するも、幕府側が大兵力だったため陥落。後醍醐天皇らは捕らえられました。
笠置山
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