2011/4/6
法金剛院は、関西 花の寺 第13番霊場で、蓮の名所としても知られていますが、待賢門院桜と呼ばれる枝垂れ桜の名所でもあります。花の寺霊場はその名に恥じぬ名所が多く、法金剛院も晴れた日には浄土式庭園の池に桜と空が映り込み美しい景観を楽しむ事が出来ます。
法金剛院は、鳥羽天皇の中宮 待賢門院を開基とするお寺で、最盛期には、待賢門院の住む御所などもあり、諸堂が立ち並んでいました。その後は災害などにより現在の規模となりましたが、1968年に浄土式の庭園が復元され往時の面影を偲ぶ事が出来ます。庭園にある青女の滝は日本最古の人工滝とされています。
また、本尊の木造阿弥陀如来坐像は 坐高2.27mと大きく、見上げるようなサイズには圧倒されます。
法金剛院は、丸太町通りを挟んでJR花園駅の斜め向かいなので、訪れやすいのも良いですね。周囲にも妙心寺など有名なお寺も多いので、合わせて拝観するのも良いでしょう。
法金剛院は、関西 花の寺 第13番霊場。
池に映る桜が美しい。
最古の人工滝と言われる青女の滝。
椿も桜と同時に楽しめます。
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