2009/3/30
醍醐寺は、豊臣秀吉が最後に花見を催した場所として有名です。桜の名所100選にも選ばれ、世界文化遺産にも登録されている観光スポットでも有ります。醍醐寺は、もともとは修験者の修行場として、山頂一帯の上醍醐を中心に発展しましたが、平安時代に醍醐天皇の庇護を受けて下醍醐が整備されました。その後、応仁の乱などにより荒廃。一時は国宝の五重塔のみを残す状態となっていましたが、豊臣秀吉による醍醐の花見をきっかけに再建。三宝院などは、この時に再建されたものです。
このため、醍醐寺は、金堂、三宝院を中心とした、下醍醐と、山上の上醍醐の二つの観光スポットに分かれています。寺域が非常に広く、ゆっくり見て回ると一日では見て回れないでしょう。上醍醐までは、1時間ほどの山道を登らなければなりません。上醍醐は、西国三十三箇所第11番札所で、最も険しいとも言われています。山道は整備されており、観光スポットとして、安全面での心配はありませんが、ハイヒールで登れるほどでは無いので注意が必要です。
上醍醐は国宝に指定されている伽藍も多く魅力的な観光スポットでは有りますが、まずは、下醍醐を一通り楽しんでからの方が良いでしょう。下醍醐は、さらに三宝院、伽藍(金堂・五重塔など)、霊宝館の三つのエリアに分かれており、それぞれ別料金となっています。
三宝院の庭園は豊臣秀吉自ら計画したものとされ、桃山時代の華やかな雰囲気を今に伝えています。庭園は、 特別史跡および特別名勝に指定されています。 三宝院は別料金ですが、是非拝観していただきたいと思います。ただし、三宝院庭園での撮影は禁止されています。また、霊宝館前の枝垂桜は圧巻です。霊宝館も別料金となりますが、お勧めです。国宝の五重の塔や金堂を含む伽藍群と合わせて、3つのエリアで違った雰囲気のお花見・桜を楽しめるのも良いところです。
醍醐は、京都でも有名なお花見の名所・観光スポットです。駐車場が有りますが、お花見のシーズン中の土、日、祝日は満車となる可能性が高く地下鉄を利用するのが懸命でしょう。京都市営地下鉄 東西線の醍醐駅からは徒歩10分ほどです。
京都のお花見はピクニックシートを広げて、ゆっくりするスタイルでは無い場所も多く、醍醐寺も歩いてお花見するスタイルです。
写真は、霊宝館前の桜。霊宝館は別料金ですが、桜を見るためだけに入っても価値が有ります。
醍醐の桜は枝垂桜が見事です。よく晴れた日には桜の花が映え、降り注ぐようです。
五重塔は、平安時代に建てられたもので、古都と言われる京都でも平安時代から現存する建物は少ない。
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