2013/4/1
須磨浦公園は、3200本もの桜が植えられ、展望台からは明石海峡大橋や、淡路島、大阪湾を遠望できる関西では珍しい海と桜を同時に楽しめる名所です。山陽電鉄の須磨浦公園駅を降りてすぐに公園なので、非常に便利ですね。また、ロープウエイやリフトを利用して山頂まで上がり、気軽に絶景を楽しむ事も出来ます。
桜の数だけで見れば関西屈指の名所のはずなのですが、桜が小ぶりなので、本数ほどのインパクトが無いのが残念です。それでも、広い園内を散策すれば、運動不足の解消にもなるでしょう。余裕のある人は、ロープウエイを使わずに山頂まで歩いて登ってみるのも良いでしょう。ルートは一部分急勾配ですが、階段が整備されているので、登りやすくなっています。
山頂には、それほど桜が無いので、桜目当てに山頂へ上がるのはお勧めしません。
町中に住んでいると、水平線を眺める機会があまり有りませんが、遠くまで見渡せる場所を訪れてみると気分転換が出来ます。最近ストレスが溜まっているなと思っている人にお勧めの観光スポットと言えるでしょう。
須磨浦は、源義経が鵯越の奇襲で名を上げた一の谷の合戦が繰り広げられた古戦場でも有ります。合戦で若くして戦死した平敦盛にちなんだ地域おこしが行われていました。
橋も敦盛橋です。
敦盛もキャラクター化されていました。
敦盛の供養塔。高さ4mで、かなり大きな供養塔です。駐車場と国道に挟まれた少し分かりにくい場所に有ります。
駅から明石方向へ少し歩いた場所にある展望台周辺が桜の密度も高くお勧めです。
前回、梅を見に訪れた時はロープウエイで登ったので、今回は歩いて登ってみました。道はよく整備されていますが、鵯越の話にも有るように急勾配です。足腰に不安の有る人は、徒歩での登頂は、やめておいたほうが良いでしょう。
山頂への道はツツジが満開でした。
与謝蕪村の句碑。公園内には多数の句碑が設置されていました。須磨浦は、平敦盛の物語で有名な事、風光明媚な観光スポットなので、昔から多くの人に詠まれたようです。
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