2016/11/18・25
龍安寺といえば白砂が敷き詰められた石庭で有名な臨済宗のお寺です。海外での知名度も高いので海外から観光に訪れている人の姿も多く見かけます。
さて、龍安寺の紅葉ですが、楓の本数はそれほどではないので、紅葉のみを目当てに行くと、やや物足らない感じがするかもしれません。山門を抜けて鏡容池の周辺が紅葉の中心となるでしょう。鏡容池は石庭のイメージが強い龍安寺にこんなに大きな池が有るのかと思うほどの池です。枯山水の庭と、水を湛えた池の対比も面白いですね。
では、紅葉の季節に妙心寺を訪れるのはお勧め出来ないかと言えば、そうとも言えません。
紅葉と石庭の組み合わせはこの季節にしか見られませんし、逆に紅葉がいまいちの時期や年だったとしても石庭を鑑賞する事が出来ます。もちろん、もう石庭は何度も見ているのでパスと思う人もいるかもしれませんが、以前に見たのとは違った季節に見てみるのもお勧めです。
龍安寺は京都市内では北西の山裾に位置するので、他の名所とピークずれる可能性も有ります。2016年は他の名所よりもやや遅い目の印象でした。紅葉情報などチェックしてみるのも良いでしょう。
晴れた日には紅葉で赤くなった光が縁側に差し込んで反射していました。
鏡容池は順路に従って歩くと一周回れるようになっています。池の周辺では紅葉を楽しめますが、一面紅葉といったほどの密度では有りません。
天気によって庭の表情は変化します。正面からだと中々庭全てを写真に収められません。正面から全部収めたいと思って訪れるなら、それなりに広い画角のレンズが必要ですね。
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