2014/9/28
黒姫高原はウインターシーズンにはスキー場として有名ですが、オフシーズンには旬花咲く黒姫高原として、芝桜や、あじさい、コスモスなど通年で花を楽しめる花の名所でもあります。秋には、ひとめ100万本のコスモスやキバナコスモス、50種 1600株のダリアを楽しめます。
コスモスの名所では数百万本規模の超大規模な名所も有りますので、100万本は国内最大規模と言えるほどでは無いとは思いますが、100万本は一つのラインと言えます。黒姫高原のコスモスは比較的規模の大きな名所と言えるでしょう。ただ、規模は最大規模では無いとしても、黒姫高原は気温が低い事もあって、他の名所よりも一足先にコスモスを楽しめるのが良いですね。黒姫山の山頂付近は既に紅葉が進んでいるようで、一足早い紅葉も少し楽しめました。
また、観光用のリフトを利用して、上空から眺めるのも爽快感が有って良かったです。もう少しリフト沿いのコスモスが長いとより良いのですが、片道だけリフトに乗って、帰りは歩いて降りてくるのも有りですね。さすがに長野県のスキー場だけあって、リフトの速度も速くて低空飛行で掠めるような感じがします。
コスモスの上を低空飛行で、飛ぶような爽快感があります。
リフトで黒姫山の中腹まで上がれます。眼下にはナウマン象の化石で有名な野尻湖、斑尾山などを望めました。ちなみに、周囲は妙高、赤倉を初め、有名なスキー場だらけで、山肌にスキー場が見えます。眺望は素晴らしいのですが、リフト終点には何か施設が有るわけでは無いのが、ちょっと残念です。
片道だけリフトに乗って、歩いて下ってみました。道はよく整備されているので、足元に心配は無いでしょう。
黄花コスモスもちょうど満開でした。
コスモス園の下はダリア園になっています。
ダリア園は何だか賑やかな印象。
レストランや、売店の有るコスモスプラザには貸しロッカーも完備されていました。
黒姫高原は、首都圏、中部、関西からも距離が遠く、高速道路を利用して3時間半、大阪からだと6時間以上かかってしまいます。距離など考えると、コスモスだけを目当てに来ると少々物足らない部分も有るかもしれませんが、戸隠など北部信州の観光地も周辺に多いので、それらの観光地と組み合わせれば、満足感の高い旅行・ドライブを楽しめそうです。長野や松本の市街へもアクセスは容易です。
上信越道を使うと中央道、北陸道からのアクセスも非常に容易でした。最寄りの信濃町ICからも近いので、距離の割に訪れやすい観光スポットだなと感じました。
公共交通機関で黒姫高原を訪れる場合、黒姫駅からのバスがあまり多くないようなので、事前に時刻表など確認しておくと良いでしょう。
駐車場はコスモスプラザの下にあるので、ほとんど歩かずにリフトに乗れます。コスモス園も、すぐ目の前です。
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